ブックメーカーを投資法として行っていく場合、特に注目してほしいのが「オーバー投資」と呼ばれるオーバーベットを利用した方法です。ブックメーカーには、「オーバー」以外にも「アンダー」を利用する賭け方もありますが、ここでは「オーバー」ベットを中心に話を進めていきます。

「オーバーベット」は、スポーツの試合での合計得点が一定の数値をオーバーするかどうか、を賭けるというものです。例えば、野球の試合であれば両チームの得点を合わせたものが10点を超えるかどうか、テニスであれば試合中のゲーム数の合計が9を超えるか、などに賭けることになります。

オーバー投資法で大切となるのは、「試合中の展開を見てから」ベットを行うことです。試合前に分析したチームや選手のデータはもちろん大事ですが、より信用できるのはまさに今行われている試合中のパフォーマンスであり、その情報を中心としてベットしていくことで最も的中率を高めることができます。またこのとき、どのような状態になったらベットを行うか事前に決めて置き、機械的に賭けていくことで裁量が入る余地をなくすことが大事です。このように機械的に賭けていくことで、自分の感情に動かされなくなるのはもちろん、取引を客観的に分析することができるため、今後の投資に役立つデータとなります。

「どのような状態のときにベットをすべきか」は自分で考える必要がありますが、現在では様々なサイトで参考になるようなデータを載せてくれている方が大勢います。初心者のうちはそれらを参考にし、慣れてきてから自分独自の方法論を突き詰めていくのが良いでしょう。